2017年5月17日水曜日

大阪 「暮らし用品」にて個展



新緑のまぶしい季節となりました。5月13日より大阪の「暮らし用品」で個展をやっております。こういうことは事前に告知すべきなのでしょうが、今回は他にも2つの企画展が重なっていまして、後手にまわってしまった次第です。ひとつは地元常滑「ギャラリー cera」にて5月12日より22日まで「陶の森 八十八夜の茶器展」 常滑陶芸研究所出身の古株から若手まで17名による茶器の展覧会です。さすが急須の街常滑と思わせる内容となっております。もう一つは鎌倉「うつわ祥見 onari niar」で5月20日より29日まで「花とうつわ展」です。最近面白くてたくさん作っている花入を出品します。日常で気楽に花を生けるのに適した器だと思っています。私も日々野の花を飾って楽しんでいます。ぜひ足を運んでご覧になってください。
さて「暮らし用品」搬入に行ってまいりました。初めておじゃましたのですが本当に素晴らしい空間でした。古い長屋をリノベートしたものなのですが、もともととても良い材を使って建てられたものだそうで、古民家にありがちな柱や梁のゆがみも感じられず、古いながらも凛としたたたずまいを保っています。縁側の外には坪庭もありその落ち着いた空気は大阪の街中にいることを忘れさせます。写真をお見せできるはずだったのですが、初日は熱心なうつわ好きのお客さんや店主とのおしゃべりに花が咲きすっかり写真を撮るのをわすれて帰ってきたのでした。このへんのつめの甘さは我ながら呆れてしまいます。期間はちょっと長めで30日までやってますので、興味のある方はぜひ実際にお越しになってその空間をあじわってみてください。美味しいコーヒーを飲むこともできます。